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競馬好きが「ウマ娘プリティーダービー」第1話を語る【アニメ感想】

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擬人化作品は多々あれど、「競走馬」を「かわいい女の子」にデザインするのはどうなんかなぁ…。

と、懐疑的なところもあったんですが、いい意味で予想を裏切る作品でした。

 

※※※実際のレース・出来事を交えた感想になるので、今後のネタバレになる可能性があります※※※

 

世界観の説明

突飛な世界観なので、設定をどのように物語に落とし込むか?が1つの注目点。

そんななかで電車内で出会った親子と、主人公スペシャルウィークの会話。

 

母「トレセン学園に行かれるんですか?」

スペ「はいっ(^^)明日から通えることになって」

母「凄いですね」

子「すごいの!?(*'▽')」

母「お姉ちゃんは選ばれたウマ娘さんなんだって。とっても速いのよ。」

子「へー(*^▽^*)」

 

ってな具合。

作中の一般人を介して端的に説明されていて、思いの外スムーズに世界観を受け入れられた。

外から見ると違和感極まりない「ウマ娘」という存在ですが、作中世界観に溶け込んでいることを表現できていて、ウマいなぁ~と思った。

 

スペシャルウィークのお母さん

主人公は98年ダービー馬「スペシャルウィーク」

競馬界のレジェンド武豊騎手に、初めてのダービーをプレゼントした名馬です。

このスペシャルウィークには有名なエピソードがあり、お母さんが出産直後に亡くなっていて、乳母や牧場スタッフに育てられたというものがある。

 

そんななかで作中第一声がこれ。

 

 

スペ「お母ちゃん。都会です!窓いっぱい!信号いっぱい!」

 

ぼく「うわぁ…もうすでに泣きそうだわ」

一言目でグッと心をつかまれてしまった!

何気ないワンシーン、競馬ファンでなきゃ見逃してしまうところですが、田舎から上京してきた女の子が亡くなった母に思いを馳せる名シーンだったわけです。

 

なーんて思ってたら10分後

「なんでこの時期に転入して来たの?」

「小さいころからトゥインクルレースの記事を見ていたから、お母ちゃんが願書出しててくれてて」

 

生きてんのかーい

俺の感動はなんだったんだ!

まぁ今後「生みの親」「育ての親」が違うなんてエピソードもあるかも。(あった

 

ハルウララが健気かわいい

登校初日、気合が空回りしてずっこけてしまうスペシャルウィーク。

彼女に手を差し伸べたのがハルウララ。

113戦0勝というとんでもない成績が話題を集め、一時期大ブームになった馬です。

セイウンスカイ、エルコンドルパサー、グラスワンダーというスペシャルウィークと同世代の馬がクラスメイトのなか、ハルウララだけ世代も活躍した舞台も違う違和感に「実は違うクラスの子だった」というオチがつく。

 

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やっぱり走るのは苦手なようですが、底抜けに明るい性格で見ていて楽しい。

マスコミに騒がれてからは、いろいろとゴタゴタに巻き込まれて、かわいそうなところがあった馬なので、笑顔絶やさず過ごしているのを見ると、こっちまで嬉しくなりますね。

今後の活躍を期待したいです。

 

ちなみにクラスメイトの「セイウンスカイ」はスペシャルウィーク3歳時のライバルで、「グラスワンダー」は4歳時のライバルでありラスボス。

グラスワンダーは史実通り「脚を怪我している」ようで休養中。

グラスはかなりおっとりした性格に描かれていて、今後のスペとの関係が気になる。

 

伝説の「毎日王冠」

98年の競馬界は1頭のスターホースに注目が集められました。

その名も「サイレンススズカ」

前年暮れからコンビを組んだ名手武豊騎手との相性が抜群で、G1宝塚記念を含む破竹の6連勝。

作中ではスペシャルウィークの憧れの先輩という立ち位置になります。

そんなサイレンススズカに対して新世代の実力馬「エルコンドルパサー」「グラスワンダー」が立ち向かったのが98年のG2レース「毎日王冠」

開催された東京競馬場には13万人もの観客が集まり、その後のエルコン、グラスの活躍もあり「伝説のレース」として語り継がれています。

作中ではクラスメイトの2人と憧れの先輩の対決になるわけで、どういった描かれ方になるのか楽しみ。

 

チームスピカ

選抜レースに敗れチーム「リギル」に入れなかったスペシャルウィーク。

彼女を待ち受けていたのがチーム「スピカ」の「ゴールドシップ」「ウオッカ」「ダイワスカーレット」そして「サイレンススズカ」

 

「ウオッカ」「ダイワスカーレット」は同世代のライバル馬。

2008年の天皇賞秋ではわずか「2センチ差」という大接戦を演じました。

「ゴールドシップ」はちょっと下の世代の人気馬。

G1競走を多数勝利する名馬ですが、「破天荒」「やんちゃ」な性格で多くのファンに愛される馬でした。

作中ではこんな会話がありました。

 

トレーナー「日本一のウマ娘ってなんだ?」

ゴルシ「G1で勝つことだろ」

ウオッカ「俺はダービーだな」

ダスカ「有馬記念だって」

 

これはそれぞれが獲得したG1タイトルが由来。

さらにスズカは

 

スズカ「見ている人に夢を与えるような。そんなウマ娘。」

 

これは99年宝塚記念のエピソードが由来。

宝塚記念は関西テレビの杉本清アナウンサーが実況を務め、

「あなたの、そして私の夢が走ります。」

「あなたの夢は○○か□□か。私の夢は△△です。」

という文句が定番になっている。

 

99年の宝塚記念はスペちゃんとグラスが人気の中心で、昨年覇者のスズカは前年にごにょごにょなことが起きてしまい不参加。

そんななかで杉本清さんの

「あなたの夢はスペシャルウィークかグラスワンダーか。私の夢はサイレンススズカです。」

という名文句は、当時のファンの目頭を熱くさせました。

 

というところで1話が終了。

エンディング(オープニング)も見どころたくさん!

書ききれないので次回にでも。

 

感想

作り込みがとんでもない!というのが率直な感想。

実際の競走馬を基にしたエピソードを、うまくキャラクターに落とし込んでいるし、違和感なく世界観に溶け込んでいるのは「見事」の一言。

今月発売の競馬誌「サラブレ」内のインタビュー記事によると、プロデューサーの伊藤さんが「生粋のサラブレっ子」というくらいの競馬ファンで、作品に大きく活かされているように思います。

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あまり書店に置いてない雑誌なので、通販や電子書籍をお勧めします。

 

放送前にかなり心配だったのがキャラクターの呼称問題。

擬人化作品のなかで高い評価を得ている「艦これ」は、艦船の名前が馴染みやすかったのも大きかったはずで、「サラブレッド名を基にした呼称となると、なかなか難しいのではないか?」という不安があった。

しかし蓋を開けて見ると「スペちゃん」「スズカさん」「ウララ」はさほど違和感ないし「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というわけではないが、これがセーフなら「ゴルシ」「テイオー」「スカーレット」もたいして違和感なく、「ウオッカ」に至ってはコードネーム化している組織もある。

 ここがスムーズだったことで、受け入れやすい作品になってるんじゃないかなぁーと思う。

 

2話以降も楽しみです。この記事公開した時点ですでに4話まで放送済みなわけですが…(小声

 

【第2話感想】はこちら

 

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