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キンコン西野さんの著書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」の感想

 お笑いコンビ「キングコング」が嫌いだ。昔から嫌い。

一世を風靡したバラエティ番組「はねるのトびら」も全然見なかったし、むしろ同時期に放送していた「感じるジャッカル」の方が好きだった。

「感じるジャッカル」がいまいちヒットしないなかで、順調に人気を博しゴールデン番組にまで出世した「はねるのトびら」

自分のお笑いセンスが踏みにじられたような気がして、なんだか悔しい思いをしていたのを覚えている。

西野亮廣氏が絵本作家などと活動の舞台を広げているのも、「お笑い芸人らしくない」と不愉快に思ったものだ。

 

しかしながら、あえてこの本を手に取ったのは

「嫌いだけど売れている人は、自分にないものを持っている」

と思っているのが理由になる。

 

さて、前置きが長くなりましたが、本の感想になります。

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本) | 西野 亮廣 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon 

 

 

内容紹介
クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、"現代のお金の作り方と使い方"と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。

 

幻冬舎公式などに書かれている本の内容である。

西野さんが制作した大ヒット作「えんとつ町のプペル」を軸とした、 お金の作り方と広告戦略が中心となっている。

ここでも、この2点を中心に書いていきたい。

 

信用を貯めるということ

「えんとつ町のプペル」の製作費はクラウドファンディングが活用された。2度のクラウドファンディングで集めた金額はなんと5000万を突破したという。

もちろん知名度の高いタレントの西野さんだから成功できた。

との声もあるだろうが、実はタレントとクラウドファンディングの相性はいまいちよくないらしい。

たしかに。ちょっと前には女優の真木よう子さんが「コミケでの販売を目的とした写真集の製作費」をクラウドファンディングで募集して、炎上してたなぁと思いだした。

 

ではなぜ?西野さんがクラウドファンディングで成功することができたのだろうか?

答えは

信用を勝ち取ったから

ということだ。

 

この本には信用を得ることの重要性を幾度となく書かれていて、「貯金」よりも「貯信」という考え方はなかなか面白かった。

 

新R25でのインタビュー記事にも信用の大切さを力説されており、西野さんの考え方が見えてくる。

ドキドキしないことはやらない。西野亮廣が大切にしている「信用のつくりかた」|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

現代の情報化社会において「信用」というものはとても大事なものだなぁと気づかされる。

さらには「信用を得る方法」「信用をマネタイズするやり方」と、勉強になることがとても多かった。

 

作品の「育児放棄」をしてはいけない

この話をしたくて、今回の本を書くことに決めた。

と西野さんが言うのは「広告」の話。これがもう…すごかった。

この本の帯には、幻冬舎の創業者である見城徹さんのコメントがあり

 

本書を読むと衝撃を受ける。いかに自分がパラダイムシフトに対応できてないかを痛感する。

 

 

と述べている。

まさにその通りで。自分の常識では考えられない視野での、マーケティング戦略が書かれている。

 

お客さんの手に届くまでの導線作りも、作品制作の一つだ。導線作りができていない作品は「未完成品」という認識を持った方がいい。

売れない作品は存在しない。キミの作品が売れないのは、キミが「売っていない」だけだ。

 

 とても耳の痛い話でした。

「良い作品を作れば勝手に売れる」なんて時代はとうに終わっていて、広告戦略のアイデアと努力が必要なわけです。

例えば西野さんは昨年11月に発売された最新刊「新世界」において、予約本はすべて直筆サインを入れるという戦略を試みた

「出版不況を終わらせる」キングコング西野の覚悟 | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

 

結果、発売4日で13万部を突破するベストセラーになったようです。

ちなみにボクが購入した「革命のファンファーレ」もサイン本で、セブンイレブンの通販サイト「オムニ7」で購入しました。オムニ7はサイン本の販売も行っていて

オムニ7 - セブンネットショッピング|ほんやのポンチョ サイン本

現在は西野さんの絵本「ほんやのポンチョ」のサイン本が売っています。

大ヒット作家さんなのに、こういった地道な努力をすることで「信用」を生むのかなと思う。 

 

堀江貴文さんとの共著「バカと付き合うな」では100冊購入者への企画として、割烹着を着たホリエモンとスナックでおもてなしをするというおもしろ企画も行っている。

【超ヒット】『バカとつき合うな』が街から消えたワケ by キンコン西野 | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

「革命のファンファーレ」内でも「体験」の重要性が書いてある。

商品は、体験に紐付ければ確実に売れる。

 

 

とのこと。

あのホリエモンが割烹着姿でお酒を作ってくれる。100冊の購入に見合う大変貴重な体験だと思う。

Amazon.co.jp: バカとつき合うな:堀江貴文, 西野亮廣: Kindleストア

他にも話題を呼んだ「えんとつ町のプペル」の無料公開、さらに個人で1万冊購入した意図など、 独自の戦略性が書かれていて、とてもおもしろかった。

 

おわりに

ごくシンプルに「お客さんの信用を大切にする」ということが大事で、信用を築くにはなにをすればいいのか?というのが見えてくる本だった。

西野さん流の販売戦略にしても、とても新鮮な内容が多くて「自分の立場で考えたときに、どんな戦略があるだろうか?」と考えると、なんだかワクワクするような気持ちになった。

記事の最初に「キングコングは嫌いだ」と書いたけど、嫌いだった反動もあって今では西野信者になってしまった。

相方のカジサックさんもYoutuberとして頑張っているので 

www.youtube.com

これからはキングコングを応援したいなと思う。

「革命のファンファーレ」というタイトルの通り、個人的にも革命的な内容の一冊でした。

現在あらすじの無料公開や

【無料公開】『革命のファンファーレ』はじめに全文 | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

新作「新世界」の無料公開も行っているので

11月発売&絶賛ヒット中のビジネス書『新世界』を全ページ無料公開します(西野亮廣)|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

よかったら読んでみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにだけど冒頭に書いた「感じるジャッカル」 

Amazon | 感じるジャッカル [DVD] | お笑い・バラエティ

中川家にホームチームにシャカ…

ホームチームは解散してしまったし、シャカは植松さんの引退に伴い活動休止中と中川家以外はなかなかテレビで見かけない面々になってしまいましたが、おもしろかったんだよなぁ。